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データの見方 [General]

2007年11月26日

タミフル関連での厚生労働省の見解について。

asahi.comより

タミフル投与、睡眠試験で「因果関係なし」 厚労省

厚生労働省の作業グループは21日、タミフル服用後の睡眠時の脳波の変化などを調べたところ、「現時点ではタミフルとの因果関係は認められない」とする臨床試験の中間報告を公表した。

20代前半の健康な男性11人にタミフルを投与したところ、睡眠時の異常行動は見られず、タミフル服用の有無と脳波の変化の関係も見られなかったという。試験は30人になるまで続ける予定。
(asahi.com より抜粋)

まず、asahi.com での記述に間違いがある。本文では、『因果関係は認められない』となっているが、表題では『因果関係なし』になっている。『認められない』という言葉は、『(存在するかもしれないが)発見できなかった』という意味で使われているはずだから、これを『なし』に変えるのは、明らかな間違いである。

次に、厚生労働省がやらないといけないことは、『因果関係が無い』ことの証明であって、『因果関係が有る』ことの証明ではない。にもかかわらず、30人というのは、データの数が少なすぎる。

九州場所 [General]

2007年11月26日

今年の九州場所は、白鵬関の優勝で終わった。

千秋楽の一番で琴光喜関に敗れたけれど、星一つの差で追っていた千代大海関が怪我のため不戦勝となり、最後の取り組みの前に優勝が決まっていた。これらのことや、場所前の事件に関して色々と厳しい意見があるようだが、そういった意見は別のサイトに譲ることにする。

あの一番での琴光喜の気合の入りようはすごかった。ここで思い出されるのは、琴光喜が大関への昇進を決めた場所での、解説の舞の海さんの言葉である。

今まで気合が入っていなかったとは言いませんが、今場所の琴光喜関の気合はものすごいですね。

あの気合と同じものを、最後の一番に感じた。14日目の相撲で千代大海を怪我させてしまった、悩める若い白鵬では、相手にならなかった。白鵬が弱かったのではなく、琴光喜が強かったんだと思う。

最近買った本 [General]

2007年11月26日

最近買った、プログラミング関連の書籍は、次の4冊。

4 books

データの見方 [General]

2007年11月25日

毎日.jp より

研究開発人材:第一線の1200人、危機感あらわ 「研究者の質低下」--文科省調査

国は96年から5年ごとに科学技術基本計画を立て、10年間で科学技術分野に約38兆7000億円を重点配分してきたが、人材育成に関しては期待したほど成果が上がっていないようだ。

研究者の数や質を5年前と比較する設問では、「質が上がった」という分野は皆無。情報通信やものづくり、エネルギーなど5分野では「やや低くなった」と評価された。研究者の数もほとんどが「横ばい」か「やや減った」とされた。

同研究所の桑原輝隆・総務研究官は「現場の実感では、政策の効果が十分に表れていないと受け取れる。今後、聞き取り調査などで理由を探りたい」と話している。
(毎日.jp より、抜粋)

桑原輝隆さんへ、これははっきり言います。

政策の効果は、十分現れています。その結果、質が低下しました。

こんな記事を書くのはやめよう [General]

2007年11月16日

こういう内容の記事を新聞に載せるのは、やめませんか?

例えば、次のような内容のもの。

ドイツ特派員スケッチ

ある日、自宅に手紙が届いた。内容は、『あなたが法を犯した証拠があります。反論がある場合は、返信してください。』というものだ。思い起こせば、2ヶ月前に法を犯している所を見られたのでは無いかという自覚がある。法を犯すのは監視されていないところでと心がけていたのであるが、どうやら見つかってしまったらしい。日本に住んでいた時はうまく潜り抜けていたのであるが、この国ではそうは行かないようだ。このことを現地の友人に相談してみたところ、返ってきた返事は、如何にして法を犯すかという内容ばかりであった。私が犯した法に関して近々、さらに厳しくするという法案が国会に提出されるそうである。なぜドイツの人たちは、こんな法律を遵守しているのだろうか。

(私の創作です)

参考
特派員すけっち:アウトバーンの国にも厳格な「赤い光」---ベルリン

Rubyが面白い? [General]

2007年11月13日

ここのところ、AndyさんhsurさんがRubyについていろいろ記事を書かれている。Rubyって何?

存在だけは、知っていた。コードの見栄えがPerl に似ていることも。ところが、これはPerlとは似て非なるものらしい。Java+Perl=Ruby だと言っている人も居るようだ。まずは、Webサーフィンで少し勉強してみよう。

日本で生まれ世界が育てた言語 Ruby:ITpro

ここで取り上げられている短所を知ったときに、Rubyのよさが少し感じられた気がした。スピードに難があるようだ。なぜスピードに難があるのか、その理由を考えると…。他には、Ruby on Rails の作者によると、美しいコードが書けるとか。

かなり面白そう。そろそろ、Java を勉強しようかと思っていたけれど、まず Ruby だな。週末は本屋に、go!

追記:関連リンク

Ruby リファレンスマニュアル

まつもと直伝 プログラミングのオキテ
Rubyソースコード完全解説
RubyLife
Ruby入門

データの見方 [General]

2007年10月28日

asahi.com より

大卒研究職社員の資質「期待上回る」は1% 文科省調査

研究職として採用した大卒・大学院卒社員の資質が「期待を上回る」と答えた企業はわずか1~2%台――文部科学省の「民間企業の研究活動に関する調査」で、こんな実態が明らかになった。「期待を下回る」は学士で約31%など、企業側は、基礎教育の不十分さや、独創性の不足に頭を痛めている。(asahi.com の記事より抜粋)

これだけ読むと、新入社員の能力が低いがために企業が困っているという印象をうける。でもね、考えられる可能性はそれだけじゃない。他の可能性として

1)企業の新入社員への期待度が、度を越して高すぎる。
2)新入社員を選定する人事部の能力が低い。
3)『いまどきの若い者は』と考える人は多いが、『部下が自分より優れている』と考える人は殆どいない。

などが考えられる。

ぞうさん [General]

2007年10月26日

最近我が家では、童謡を思い出しては歌うというのがちょっとした流行(はやりと言うも変だけれど)になっているのだが、ある日、妻が『ぞうさん』の歌を歌った。そのときに考えたこと。問題のフレーズは、以下のものである。

そうよ、母さんも長いのよ

象の鼻が長いのは、その子の母親も鼻が長いからということか。なら、どうして母親の鼻は長いのかという疑問がわくかもしれない。それは、祖母の鼻が長いから。そうやって延々と先祖をたどっていくと、どこに答えがあるのだろうか。

米マイクロソフト、独禁法違反で上訴せず EU勝利 [General]

2007年10月22日

asahi.com より。
米マイクロソフト、独禁法違反で上訴せず EU勝利

判決の結果、マイクロソフトは1万ユーロ(約160万円)の使用料でWindowsの技術情報を提供することになったらしい。この額は、原告側に「消費者の勝利だ」と言わしめるほど低額に抑えられたということのようだ。我々個人プログラマーにとっては意味の無いほど高額なのであるが、企業にとってはそうではない額なのであろう。MSDNでもかなりのことが解説されているのであるが、そこにも含まれていないような細かな情報の提供を受けられるようになるのだと想像できる。

これがサイエンス? [General]

2007年10月17日

毎日.jpを見ていて思ったこと。このサイトにはサイエンスのコーナーがあるので何気なく見てみたら、びっくり。サイエンスの話題はほとんどなし。最新記事から10個取り上げてみると、私の主観での分類分けは次のとおり。政治の話が5つ、社会の話題が4つ、サイエンスの話題が1つ。編集長にとってサイエンスの定義はどうなっているのだろうと考えてしまう。

他の新聞社のサイトではどうか?朝日では6つが、読売では5つが、サイエンスと関連の話題(いずれも、私の主観)。なお、これらの中には10月始めのノーベル賞受賞関連の記事は含まれないので、そのことを考慮するとこれら2社のサイエンス率はさらに高いということか。日経・産経では、サイエンスコーナーが見つけられなかった。海外に目を向けると、CNNでは4つ、BBCで5つ、New York Timesで3つ。USA TodayとWashington Postには、当該コーナーなしという結果。

やはり、半分くらいはちゃんとサイエンスの記事にしたらどうかなと思う。それとも、テクノロジーや健康などの区分けを設けて、それらに振り分けるとか。
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