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マラリア:新薬を開発

2007年9月20日

毎日新聞より

岡山大大学院医歯薬学総合研究科の綿矢有佑教授(薬学)のグループが20日、薬剤耐性のあるマラリアに有効な物質の開発に成功したと発表した。…略…治療には「クロロキン」などの特効薬があるが、1955年ごろから、薬剤耐性を持つマラリアが現れるようになった。…略…「環状過酸化化合物」の一種に、マラリア原虫を死滅させる効果があることを確認。薬剤耐性を持つマラリアに感染させたネズミなどで実験したところ完治…略…

でもねぇ、その新しい薬に対する耐性株もすぐに出るでしょうね。クロロキンだけでなく、メフロキンやプログアニールなどのほとんどの抗マラリア薬に対する耐性株がすでに出てる。3-4種類の新薬を開発した後温存しておいて(使用を差し控えて)、それらの複数の薬を同時に使うなどの工夫をしないと、ただのイタチごっこだと思うけれど。

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