電子ブロック工房 IC・トランジスタで出来たコンピューターを設計・製作するためのブログ

MZ-80Kレプリカ製作の進捗。モニターが起動するところまで出来た。

現在の姿は、下のとおり。


分かりにくいが、中央にあるCPLDの右上にタイマーICの82C54が、CPLDの真右に8255をエミュレートするPIC18F14K22が追加された。

タイマーＩＣ周りは、ほぼ完成している。ここからZ80にINT信号が出ているのだが、その信号を出すのにインバーターを一つ入れないといけない。また、サウンド出力にTタイプのフリップフロップを入れないと、一オクターブ高い音になってしまう。これらの回路をCPLD内に用意すれば、タイマーＩＣ周りは完成である。

8255用のPIC18F14K22は、まだプログラミング途中。とりあえず、カーソル点滅用の信号作成部分は実装した。

ここまでくれば、モニターが起動するはず！ということで、MZ-700エミュレーター用のモニターを入手。readmeには次のように書かれている。

４．下の画面が表示されたら、起動成功です。
（略）
・MZ-80K/C/1200(J) MZ NEW-NONITOR
    +--------------------------
    | ** MZ-MONITOR VER4.4 ** 
    | *

このROMをPIC18F25K22に埋め込み、スイッチを入れてみた。



よしっ！起動成功。カーソルも、なかなか良いスピードでブリンクしている。

次は、キーボードの接続だ。