4 bit CPU ver 0.3
2012年11月12日
新しい4 bit CPUの仕様が、ほぼ固まったと思う。
レジスタは4ビット。メモリーアドレスは、コードとデーターが共通で、12ビット。従って、12ビットのプログラムカウンタ(PC)を持つ。アキュムレーターはAレジスタの一つ。2つの汎用レジスタ、BとCがある。アドレスレジスタはHLからなる8ビットだが、上位4ビットは別途セグメントレジスタ(Sレジスタ)を介して設定する。フラグは、キャリーとゼロの2つ。スタックポインタは、とりあえず6ビットを用意するが、必要なら最長12ビットまで拡張する可能性はある。
命令はすべて8ビットであり、従って256種類の命令が存在する。特徴としては、条件ジャンプが無いこと。代わりに、フラグの値により次の命令をスキップする命令がある。また、CALL命令が無く、代わりにPCをスタックに保存する命令がある。従って、PCをスタックに保存した後にジャンプを行えば、CALL命令と同等になる。この仕様のため、リターン命令の実行後は命令が1つスキップされる。
使用可能な命令は次の通り。
まず、ロード命令から。A, B, C, H, L, Sのそれぞれのレジスタ間とメモリー(HL)との間で4ビット値のロードが可能。なお、ソースとデスティネーションが同じの場合は、別の機能に割り当ててある。"PUSH PC"は、先に、CALLの代替命令で述べたとおり。"IF NC"などは、これも先に条件ジャンプの代替命令で述べたとおりである。
ロード命令のソースもしくはデスティネーションが111の場合を、PUSH/POPに割り当てた。
インクリメント・デクリメント命令のレジスタ割り当ても、全く同様。111は、スタックポインタの操作に割り当てた。
リテラル値の代入はSレジスタのみで、他のレジスタへの代入もすべてこのレジスタを介して行う。演算命令は、B, C, 及びメモリーと、アキュムレーター(Aレジスタ)との間で行うことが出来る。
最後にジャンプ命令。7ビットのオペランドを伴い、全256種類の命令のうち半分の128を占めることになった。
現在、TK-80風のエミュレーターが、この4 bit CPUで動いている。モニタープログラムもこのCPU用に作成することが出来たので、まずまずの処理能力があることは証明済み。次のステップとしては、CPLDによるエミュレーションになるかと考えている。
自分用のメモとバックアップを兼ねて: ver 0.3のダウンロードはこちらから。
レジスタは4ビット。メモリーアドレスは、コードとデーターが共通で、12ビット。従って、12ビットのプログラムカウンタ(PC)を持つ。アキュムレーターはAレジスタの一つ。2つの汎用レジスタ、BとCがある。アドレスレジスタはHLからなる8ビットだが、上位4ビットは別途セグメントレジスタ(Sレジスタ)を介して設定する。フラグは、キャリーとゼロの2つ。スタックポインタは、とりあえず6ビットを用意するが、必要なら最長12ビットまで拡張する可能性はある。
命令はすべて8ビットであり、従って256種類の命令が存在する。特徴としては、条件ジャンプが無いこと。代わりに、フラグの値により次の命令をスキップする命令がある。また、CALL命令が無く、代わりにPCをスタックに保存する命令がある。従って、PCをスタックに保存した後にジャンプを行えば、CALL命令と同等になる。この仕様のため、リターン命令の実行後は命令が1つスキップされる。
使用可能な命令は次の通り。
まず、ロード命令から。A, B, C, H, L, Sのそれぞれのレジスタ間とメモリー(HL)との間で4ビット値のロードが可能。なお、ソースとデスティネーションが同じの場合は、別の機能に割り当ててある。"PUSH PC"は、先に、CALLの代替命令で述べたとおり。"IF NC"などは、これも先に条件ジャンプの代替命令で述べたとおりである。
ロード命令のソースもしくはデスティネーションが111の場合を、PUSH/POPに割り当てた。
インクリメント・デクリメント命令のレジスタ割り当ても、全く同様。111は、スタックポインタの操作に割り当てた。
リテラル値の代入はSレジスタのみで、他のレジスタへの代入もすべてこのレジスタを介して行う。演算命令は、B, C, 及びメモリーと、アキュムレーター(Aレジスタ)との間で行うことが出来る。
最後にジャンプ命令。7ビットのオペランドを伴い、全256種類の命令のうち半分の128を占めることになった。
現在、TK-80風のエミュレーターが、この4 bit CPUで動いている。モニタープログラムもこのCPU用に作成することが出来たので、まずまずの処理能力があることは証明済み。次のステップとしては、CPLDによるエミュレーションになるかと考えている。
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