IC・トランジスタで出来たコンピューターを設計・製作するためのブログ

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MachiKaniaを使ったチャートレコーダー [MachiKania]

2022年12月27日

MachiKania type Pを使って、チャートレコーダー(記録装置)を作成しました。

2022-12-27-ChartRecorder.png

MachiKania type Pの開発環境 [MachiKania]

2022年9月30日

MachiKania type Pのver 1.1では、USBケーブルで接続したPC上で、BASICプログラムの開発や、クラスライブラリーの開発が行えます。

下の写真は、開発環境の実行例です。操作としては、PC上のテキストエディターでBASICプログラムを編集し、MachiKaniaのリセットボタンを押すだけです。MMC/SDカードの抜き差しや、BASICファイルのドラッグ&ドロップは必要ありません。

2022-09-25-Clipboard01.png

この機能は結構便利で、私自身が常用しています。MMC/SDカードの抜き差しをほとんどしなくなりました。以下で、開発環境の構築方法について述べます。

MachiKania type Pに、BASICプログラムを埋め込む [MachiKania]

2022年8月10日

MachiKania type Pでは、起動時に自動的に実行するBASICプログラムを指定することができます。これにより、Raspberry Pi Picoの電源を入れると指定のBASICプログラムがすぐに実行されます。

これを行うには、2つの異なる方法があります。

1.MMC/SDカードに、MACHIKAP.BASを保存する
2.MachiKania本体に、実行するBASICプログラムを埋め込む

の方法は、単にMMC/SDカードのルートに、MACHIKAP.BASという名でBASICプログラムを保存するだけです。特に説明は必要ないと思います。また、MACHIKAP.INIを編集すると、起動時にMACHIKAP.BASとは異なるファイル名のBASICプログラムを実行することもできます。

この記事では、の方法について述べます。の方法と異なり、MMC/SDカードも液晶ディスプレイの接続も必須ではありません。Raspberry Pi Pico単体でMachiKaniaおよび埋め込んだBASICプログラムが走ります。従って、様々な組み込み用途でMachiKaniaを使用することができます。

MachiKania type Pの実行速度 [MachiKania]

2022年7月26日

現在、Raspberry Pi Pico用のMachiKaniaを、ケンケンさんと共同で開発中です。これは、MachiKania Type M, Type ZとコンパチブルなBASICコンパイラーを搭載し、表示装置にLCDを使った、Raspberry Pi Pico用のMachiKaniaで、コードネームにPhyllosomaと名付けたものです。正式名称は、MachiKania Type Pになる予定です。近々、公式にversion 1.0を公開します。

Type MやType Zでは、プログラムの実行にMMC/SDカードやNTSCディスプレイが必要でしたが、Type Pではそういったものが無い環境でもBASICプログラムを高速で実行し、I2CやSPIなどのインターフェースで外部機器を制御することが可能です。従って、組み込み用途でのMachiKania Type Pの利用も、ニーズとしてあると考えています。

Raspberry Pi Pico用には、C/C++による開発環境やMicroPythonによる開発環境がすでに提供されていて、これらはニーズに応じて便利に使えます。C/C++で開発すると最速の実行速度が得られる一方、開発環境の構築に手間がかかり、かつ、外部機器との接続用のSDKの呼び出し方も複雑です。他方で、MicroPythonでの開発は外部機器の制御も分かりやすく、開発にかける時間を少なくできますが、実行速度がそれほど速くはありません。

MachiKaniaはC/C++と同じコンパイル形式なので、最速でないにせよ、ある程度の高速実行が可能です。また、Pythonほど強力ではありませんが、オブジェクト指向プログラミングも可能です。

そこで、MachiKaniaの利便性を評価するため、MachiKania・C/C++・MicroPythonで、実行速度の差がどれぐらいあるのか、調べてみました。

MM Systemの紹介 [PIC]

2020年12月3日

Microchip社のPIC32MMファミリーのマイクロコントローラーは、低価格で32ビットのCPUが使え、DIPパッケージもあるので、趣味の電子工作にはもってこいの石です。私自身も最近はこれを多用しています。そこで、色々な用途に簡単に使えるよう、最小限のインターフェースを簡単に実装するためのプラットフォームを作成しました。MM Systemと名付けています。

特徴:
 ・PIC32MM0064GPL028を使用
 ・出力用に、4桁の7セグメントLEDを標準装備
 ・入力用に、最大32個までのスイッチを接続化
 ・最大9個までのA/Dコンバーターの読み込みが容易
 ・PIC32MMに標準で組み込まれているSPIやUARTだけでなく、I2C通信も使用可

FZ/KM mega の紹介 [MachiKania]

2020年2月2日

FZ/KM megaは、MachiKania type Mで使える、Fuzix (ver 0.3) 実行環境です。

2020-02-02-fzkmmega.png

KM-Z80 midi 進捗:Fuzix [Z80]

2019年11月1日

KM-Z80 midi 用のアプリケーション第三弾、FZ/KM midi (Fuzix 実行環境)を製作中。特徴は、次の通り。

1)Fuzix ver 0.3 (Tom's SBC用) が走る。
2)ディスプレイは液晶表示(NTSCビデオは非対応)
3)Fuzix内ではRAM領域に64K bytesを割り当て
4)USBメモリー上のディスクイメージファイルを仮想ドライブとして使用
5)仮想ドライブは、128 Mbytes のサイズ

実行中の様子。
2019-11-01-fuzix.jpg
使用方法は、FZ/KM webとほぼ同じ。

KM-Z80 midi 進捗:CP/M [PIC]

2019年9月25日

KM-Z80 midi 用のアプリケーション第二弾として、CP/KM midi (CP/M 2.2 実行環境)を製作している。特徴は、次の通り。

1)CP/M ver 2.2 (54k system) が走る
2)KM-Z80 midi 上で走る、スタンドアローン設計
3)ディスプレイは液晶表示(NTSCビデオは非対応)
4)RAM領域に56K bytesを割り当て
5)USBメモリー上のディスクイメージファイルを仮想ドライブとして使用
6)仮想ドライブは、1954K bytesの物を4つ割り当て

実行中の様子。MBASICから、STARTREKを起動した。
2019-09-24-start.jpg

KM-Z80 midi 進捗:液晶表示 [PIC]

2019年9月23日

KM-Z80 midi (MZ-80K 互換機)をバージョンアップし、2019年9月現在、ver 0.4としている。ver 0.1からの変更は、以下の通り。

 ・アプリケーションのロード機能を追加。
 ・緑LEDをRB0に繋がず、トランジスターなどを用いてRB1から制御するようにした。
 ・液晶(ILI9341・SPI接続)表示にも対応。
 ・RB5とRB15の機能を入れ替えた。
 ・CMT機能の呼び出しの際、002xhでなく04xxhを呼び出しているプログラムに対応。
 ・FORMなど、分割ファイルの読み込みを行なっているプログラムに対応。
 ・プログラムセーブ時の不具合を解消。
 ・ソースコードのコンパイルにおいて、XC32 ver 1.32だけでなく上位のバージョンの XC32 コンパイラーにも対応。
 ・回路図微修正(LCDのバックライト電圧を3.3vに)。

写真は、SPI接続のILI9341液晶(3.2 インチ)を繋いで実行している所。
2019-09-23-bugfire.jpg

KM-Z80 midi 制作中 [PIC]

2019年7月15日

KM-Z80 の新しいシリーズ、midiを制作中。

2019-07-15-kmz80midi1.png

特徴は、以下の通り:

1)Sharp MZ-80K 互換機
2)PIC32MX270F256Bを使用した、1チップ設計
3)USB メモリーを使って、プログラムのロードとセーブが可能
4)キーボードを内蔵しており、外付けキーボード(PS/2など)が不要
5)NTSC ビデオ出力(モノクロ;40x25文字)
6)将来的に、液晶表示にも対応予定
7)将来的に、MachiKania BASICも実行可能予定
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