コンピューター・その他

DRPとは?

2007年8月15日

Dynamic Reconfigurable Processor の略らしい。

Pentium 4を上回る性能でASICやFPGAを駆逐
演算速度はPentium4の数10倍、消費電力は1/20以下

以前からFPGA(Field Programmable Gate Array)なるものの存在は知っていて、それ用に使う Verilog や VHDL といった言語を勉強しようかなと思っていた。FPGA は、一度回路を取り込むとリセットするまでは書き換えできないのであるが、この DRP はダイナミックに書き換えが出来るので、必要なところで必要な回路を瞬時(1クロック)に組んで実行するのであろう。何に使えるかというと、例えば理研の Spring-8 で X線の解析装置に用いられたそうで、計算速度が Pentium 4 を用いた従来の装置よりも数十倍早かったらしい。他には画像解析など、並列処理が求められるような分野が得意なのかなという気がする。メインのCPUにDRPを用いた汎用コンピューターもいずれは登場するのだろうか?

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