FUZIXのビルドに挑戦
2019年10月31日
FUZIXのアプリケーションをビルドするにあたって、色々環境を整備しないといけない。幸いにして、FUZIXをビルドしてみようというwebページで、FUZIXのカーネル・ツール・ディスクイメージのビルドの方法が紹介されており、参考にしてみたので、メモ。
この記事は「2017年4月現在のビルド方法」との事なので、最新のFUZIXソースコードのビルドには適応できない。少し修正をする必要があった。大まかに、以下の順で作業を進めた。
SDCCのインストール
SDCCはビルド済みの物をインストール。32 bit Linux用のものをダウンロード。
z80packのインストール
変更無し。
外部ユーティリティのコンパイル
2017年4月現在のFUZIXでビルドする必要があるので、Git cloneを当時の物に巻き戻す必要がある。
カーネルのコンパイル
変更無し。Makefileとdevtty.cは、指示の通り編集。
クロス開発用ツールのコンパイル
変更無し。
ライブラリのコンパイル
変更無し。Makefileは、指示の通り編集。実行に時間が掛かる。
内部ユーティリティーのコンパイル
変更無し。実行に時間が掛かる。
ディスクイメージの作成
変更無し。指示の通りcreatedrivesを編集。
FUZIXをz80packで動かす
変更無し。
(以下、追記)
Tom's SBC用FUZIXのビルド
残念ながら、まだTom's SBC用のFuzix(FZ/KM midi, FZ/KM webで使っている物)のビルドには成功していない。ただし、上記の方法で得られたFuzixアプリケーションは、Tom's SBC用のFuzixで走る。なので、上記の操作でとりあえずFuzixアプリケーションをビルドする環境は整った事になる。
(追記)
Tom's SBC用のKernelのビルドに成功したので、次の記事を参照。
この記事は「2017年4月現在のビルド方法」との事なので、最新のFUZIXソースコードのビルドには適応できない。少し修正をする必要があった。大まかに、以下の順で作業を進めた。
SDCCのインストール
SDCCはビルド済みの物をインストール。32 bit Linux用のものをダウンロード。
>tar xjvf sdcc-3.6.0-i386-unknown-linux2.5.tar.bz2 >cd sdcc-3.6.0 >sudo cp -r * /usr
z80packのインストール
変更無し。
>wget http://www.autometer.de/unix4fun/z80pack/ftp/z80pack-1.24.tgz >tar xzvf z80pack-1.24.tgz >cd z80pack-1.24/cpmsim/srcsim >make -f Makefile.linux >cd ../srctools >make
外部ユーティリティのコンパイル
2017年4月現在のFUZIXでビルドする必要があるので、Git cloneを当時の物に巻き戻す必要がある。
>git clone https://github.com/EtchedPixels/FUZIX.git >cd FUZIX >git checkout 475c397296e87406420c0ccd54c21fa2e3dd5003 >cd Standalone >make
カーネルのコンパイル
変更無し。Makefileとdevtty.cは、指示の通り編集。
>cd ../Kernel >(Makefileとdevtty.cを編集) >make
クロス開発用ツールのコンパイル
変更無し。
>cd ../Library >make >sudo make install
ライブラリのコンパイル
変更無し。Makefileは、指示の通り編集。実行に時間が掛かる。
>cd libs >(Makefileを編集) >make >sudo make install
内部ユーティリティーのコンパイル
変更無し。実行に時間が掛かる。
>cd ../Applications/util >make
ディスクイメージの作成
変更無し。指示の通りcreatedrivesを編集。
>cd ../../Kernel/platform-z80pack >(createdrivesを編集) >./createdrives
FUZIXをz80packで動かす
変更無し。
>cp drivea.cpm drivei.cpm ~/z80pack-1.24/cpmsim/disks >cd ~/z80pack-1.24/cpmsim >./cpmsim
(以下、追記)
Tom's SBC用FUZIXのビルド
残念ながら、まだTom's SBC用のFuzix(FZ/KM midi, FZ/KM webで使っている物)のビルドには成功していない。ただし、上記の方法で得られたFuzixアプリケーションは、Tom's SBC用のFuzixで走る。なので、上記の操作でとりあえずFuzixアプリケーションをビルドする環境は整った事になる。
(追記)
Tom's SBC用のKernelのビルドに成功したので、次の記事を参照。