Jeans & Development:
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2005年 07月の記事

Nucleusのアップデート情報 [Nucleus]

2005年7月15日

7月15日
version 3.21 にアップグレード

9月12日
version 3.22 にアップグレード

WSHでWin32APIを呼び出す-その12 [プログラミング]

2005年7月14日

参考:SFC mini
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 SFCを機能アップして、メニューが使えるようにした。あと、バグフィックス等を行ったので、安定に走るようになってきている。

 メニュー表示をWin32APIで実現させるための方法をWebで探してみたが、なかなか良いのが見つからなかった。というのは、殆どの参考文献がリソースファイルを用いてメニューを表示させているためで、そういったことがSFCではまだ出来ないからである。最終的に参考になったのは、ここで、これを参考にしてMenuクラス、PopupMenuクラスを作成し、それらを用いてメニューを表示するようにした。作成したMenu.vbsの実行画面は以下の通り。

メニューが表示できるようになった。

(SFC ver 0.1.2.2はここからダウンロードできます)

VBscriptでのExecuteの使用 [プログラミング]

2005年7月13日

 VBscriptには、Execute命令が存在する。これは、多くの場合インタープリター言語で使用可能な命令なのであるが、結構便利である。最近、これで関数やサブルーチン、クラスなども定義できてしまうのを知り、驚いた。例えば、

T="sub ShowOK"+vbcrlf
T=T+"msgbox ""OK"" "+vbcrlf
T=T+"end sub"+vbcrlf
Execute T
ShowOK

と記述すれば、ちゃんと『OK』を表示するダイアログが表示される。ちなみに、『Execute T』と『ShowOK』の二つの行を入れ替えると、エラーになる。

 この機能は諸刃の剣と考えた方が良い。使用する場合には、そのExecuteステートメントが何をしているのかが分かるような注釈行を入れた方が良いだろう。でないと、簡単にスパゲッティーができあがってしまう。

 そういったことを考慮して使用すると、例えばVBscriptには無い、『#include』のような使い方も出来そうである。VBscriptは元々、HTMLに埋め込んで使用することを前提に設計されているため(HTML では、<SCRIPT SRC="xxxx">が使える)、VBscriptを複数のファイルに分割することが出来ないのであるが、Execute命令を用いればそういったことも出来る。バッチファイル(*.bat)の高機能な代替品として使っている私としては、これは都合がいい。

WSHでWin32APIを呼び出す-その11 [プログラミング]

2005年7月10日

参考:SFC mini
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 さて、前の記事まででWndProcをコールバック関数に指定して、ここから別のVBscriptを別のプロセスとして呼び出すことで、Hello Worldプログラムを作成した。さて、もう少し高度なことが出来るかと考え、こちらのページを参考にさせて頂いて、色々とプログラミングしてみた。

 しかしである。いきなり問題が発生した。WinAPIのSetCaptureによりマウスをキャプチャーしようとしてみたが、これが出来ないのである。MSDN曰く、『この関数を使って、ほかのプロセスでマウスのキャプチャを開始することはできません。』ということらしい。今の方法では、WndProcの処理を別のプロセスで行っているため、この不都合が起きる。どうしたらよいだろうか。

WSHでWin32APIを呼び出す-その10 [プログラミング]

2005年7月7日

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 あとは、WndProcスクリプトファイル名の指定と、トラックすべきメッセージの指定であるが、こちらの方はそれほど難しくはない。これらの機能のため、DLLに次の関数を追加した。

char WndProcScript[256]="wscript.exe wndproc.vbs";

void __stdcall DwSetWndProcScript( char* T )
{
    int i;
    for (i=0;i<256;i++) 
        if ( (WndProcScript[i]=T[i])==0) break;
}

unsigned long TrackHandle[256];
unsigned long TrackMsg[256];
int TrackNum=0;

long __stdcall DwSetTrackedHandleMsg(unsigned long hWnd, unsigned long uiMsg)
{
    if (256<=TrackNum) return 0;
    TrackNum++;
    TrackHandle[TrackNum]=hWnd;
    TrackMsg[TrackNum]=uiMsg;
    return -1;
}

void __stdcall DwClearTrackedHandleMsg()
{
    TrackNum=0;
}

日本語の文字化け [Nucleus]

2005年7月7日

 最近、Nucleusをインストールしているサーバが時々忙しそうにしているので何気なくHTTPdのログを見ると、googleのロボットが読みに来ている様子。で、googleでこのサイトを検索にかけてみた。

 検索にはかかるのだが、問題が一つ。googleの検索結果表示画面では、日本語が文字化けしているのである。問題はスキンのヘッダにありと思い、htmlのソースを見てみると、<head>のところで、

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />

となっていた。これは問題なので早速

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=EUC-JP" />

に変更したが、これでいいのかな?

WSHでWin32APIを呼び出す-その9 [プログラミング]

2005年7月7日

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 前回までに製作した、dwtools.dllは、『Hello, World!』プログラムに特化したものであり、まだまだ汎用性は低い。現段階では、少なくとも次のような問題が有る。

1)ユーザ定義の構造体を引数に持つAPIを呼び出した際、そのAPIからの戻り値が構造体に収められている場合に、それを取り出す事が出来ない。

2)WndProcで、WM_PAINT, WM_DESTROY以外のメッセージをトラック出来ない。

3)WndProcで呼び出されるスクリプトのファイル名が、wndproc.vbsに限られている。

4)wndproc.vbsで、グローバル変数・スタティック変数を使用することが出来ない。

5)WndProc以外のコールバック処理(EnumXXXX等)が行えない。

これらの内、1)-3)は、解決可能である。4)については、グローバル変数の内容をファイルに保存する形にすれば解決できる(他にも手があるかもしれない)。5)については、DLLの中に新たにコールバック関数を作成するしか手がないが、よく使う『EnumWindows』あたりを実装しておけば、あとは殆ど必要無いのではなかろうか(VB ver4 以前では不可能な機能であったわけだし)。

 そこでまず、1)-3)について対処することにした。

WSHでWin32APIを呼び出す-その8 [プログラミング]

2005年7月5日

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 前回までの記事で、VBscriptとDynaWrapに簡単で汎用的なDLLを加えることで、WinAPIによりウインドウを表示させることが出来た。最後にいよいよ、『Hello, World!』の表示である。これには、コールバック関数の処理をしなければならない。

 wscript.exeの実行により開始されたプロセスは、スクリプトの実行用にスレッドを一つ走らせている。前回の記事のtest.vbsでは、新規ウインドウの作成によりスレッドの制御が例のコールバック関数に移るわけであるが、このコールバック関数が終了しない限りスレッドの制御がスクリプトの実行に戻ることはないようである。例えば、『コールバック関数の中でSleep関数の呼び出しを繰り返すようにループさせておき、一度スクリプトに制御を移す。続けて、このスクリプトの実行結果をなにかしらの形で捕らえた時にSleep関数のループから抜け出す。』といったことを試してみたが、全く駄目であった。

WSHでWin32APIを呼び出す-その7 [プログラミング]

2005年7月4日

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 前回までの記事で、ユーザー定義型の構造体を引数に持つWinAPIを呼び出せるようになった。引き続き、VBで出来た『Hello, World!』プログラムを見てみよう。

Option Explicit
Type POINTAPI
        x As Long
        y As Long
End Type

前回詰まったここの部分は、解決した。続きは…

Const SW_SHOW = 5
(略)
Declare Function LoadIcon Lib "user32" Alias "LoadIconA" _
    (ByVal hInstance As Long, ByVal lpIconName As String) As Long
(略)
Private g_chAppName As String
Private g_chClassName As String
Private p_hInstance As Long, p_hPreInst As Long
Private p_pchCmdLine As String, p_iCmdShow As Integer

ここまでは問題なし。Main()関数を見てみる。

Sub Main()
    'WinMainと互換性を持たせるための記述
    p_hInstance = App.hInstance
    p_hPreInst = App.PrevInstance
    p_pchCmdLine = Command
    p_iCmdShow = SW_SHOW
    
    g_chAppName = "TestApplication" 'アプリケーションの名前
    g_chClassName = "TestWndClass" 'ウィンドウクラス名

    If InitApplication(p_hInstance, AddressOf WndProc) = True Then

一番大きな問題はこの行にある。VBscriptでは、『AddressOf 』は使えない。

ドライブ:Alings&aring;s [Driving]

2005年7月3日

 週末に近くの街、Alingsåsまで妻とドライブに行った。距離は50kmほど、片道30分ぐらいの道のりである。ガイドではAlingsåsはカフェの街だそうで、美味しいコーヒーでも飲めるかなと期待して出掛けたが、いかんせん日曜日なのに出発したのが遅く、現地に着いたら3時すぎ。ようやく開いているカフェを見つけて入ったのは3時半で、『4時に閉めます』とのこと。しかも、別にコーヒーが美味しいようなカフェでも何でもない店だった。やはり、土曜日、しかももっと早い時間帯に来ないといけないというところ。

 街を少し散歩し、外れにあるNolhagaという場所まで行った。ここにはちょっとした宮殿(かなり小さい)があり、庭もきれいにしてある。フランスの庭園をこぢんまりさせた感じで、なかなか良い。7月は金曜日の夕方にジャズのコンサートがあるらしいので、また来ることになりそうだ。

 この公園の周りには小さな運河が沢山あって、住宅街の中も運河が通っている。運河沿いの家はどこも小さなボートを持っていて、たまたま見かけた風景では、買い物袋を座席に載せてモーターボートがゆっくり進んでいた。何とも優雅な買い物だこと。

 帰りに少しトラブル(というほどのものでもないが)。にわか雨に遭ったので、木下でしばしの雨宿りをした。普段なら無駄な時間の過ごし方というところだが、週末の小旅行でのこういった出来事は、コレはコレでよいものである。
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